認知症の母の介護経験をし、認知症の人との接し方・コミュニケーションの難しさを実感しました。
親子間で感情をぶつけることは、多少許される部分はあったとしても、相手の心に火を点けることになります。
認知症の人とは、事が大きくなるのは避けなけ、なだめる立場にならなければいけないと感じます。
認知症の人とのコミュニケーションは、認知症の人を介護する家族や認知症に関わる介護関係の方も悩むのではないでしょうか。
認知症の人と上手に接していかないと、リハビリする上で改善できる治療も出来なくなるということになり兼ねません。
この記事は、認知症リハビリ専門士の若狭さんが「認知症の人との関わり方・接し方・コミュニケーションの取り方」についての動画の内容を紹介しています。
認知症の人とコミュニケーションを取ることの難しさ
実際に認知症リハビリ専門士として、いろんなタイプの認知症の人と、どう上手に接するかということについてのお話しです。
認知症リハビリ専門士の若狭さんの動画を参考にさせていただいてます。
「僕が実践している ゆとりを持って相手と関わるための方法!」動画はこちら
母を認知症のリハビリを兼ねわたしひとりで3日間介護をする経験をしました。
母は言語理解が悪いため話しがかみ合わず思うように物事が進みません。
言語理解の悪い認知症の母を言葉で説得するのは難しいと感じます。
殊に、母の機嫌が悪いと全く言うことを聴いてくれません。
介護体験・認知症の人の介護の大変さを痛感
認知機能低下の度合いやその人の性格など、認知症の人にもいろんなタイプの人がいると思いますが
一般的な人とのコミュニケーションができないのが現状ですよね。
認知症の人へリハビリを行う上でも、認知症の人とのコミュニケーションは、一般的な方法では通用しないのだと最初から観点を変える意識が必要に思います。
この動画では、認知症の人とのコミュニケーション関わり方について提案されています。
認知症を介護する家族や介護関係の方々も参考にされてみてはいかがでしょうか。
認知症の人とゆとりを持つコミュニけーションの取り方
認知症リハビリ専門士若狭さんの「僕が実践している ゆとりを持って相手と関わるための方法!」動画はこちら
動画の中で話されている内容です。
- ゆっくりと抑揚をつけて声のトーンを低くするなどしゃべり方を変えてセルフコントロ―ルする。
- セルフコントロールすることにより自ずと深い呼吸を行うことができ自律神経を安定させることが出来る。
- 自律神経が安定すると感情的にならず理論的な思考ができ自分自身が落ち着く。
- その場の雰囲気が落ち着きこちらのペースに持っていける。
- 主語を「オレ、自分」と言ってたのを「僕」に変えることで、やさしい印象を与える。
認知症リハビリ専門士の経験者のプロの視点での対策ですよね。
自身の心をセルフコントロールし、深呼吸を意識して自律神経を安定させ、自分自身をまず落ちつかせることですね。
普段、人とコミュニケーションするなかでも対応に困ったり、イライラしている時に呼吸は逆に浅くなってしまいがちです。
やはり、認知症の人を相手にするプロ意識が感じられると思います。
認知症の人をよく理解されている認知症リハビリ専門士のプロの視点で、認知症の人とのコミュニケーションの取り方をアドバイスされています。
日頃、認知症の人を介護される家族、認知症の人と関わっている医療・福祉の方々はさまざまな工夫をされながら奮闘していると思います。
認知症の人とのコミュニケーションの取り方の参考にしてほしいと思います。
わたしも、認知症リハビリ専門士としての自らの活動に参考にさせていただきます。
END
最後まで、この記事をご覧いただきありがとうございます。
またお会いしましょう。